
不動産の取得する場合の基礎知識
不動産の登記費用は、登記の種類(所有権移転、保存、抵当権設定など)や、不動産の価格、司法書士への報酬などによって異なります。一般的に、所有権移転登記(売買)で3~7万円、抵当権設定登記で2~7万円が目安です。
登記の種類ごとの費用の目安
- 所有権移転登記(売買):3~7万円
- 所有権移転登記(相続):4~10万円
- 所有権保存登記(新築・中古):1~5万円
- 抵当権設定登記:2~7万円
費用を構成する要素
登録免許税
土地の場合は固定資産税評価額の1.5%、建物の場合は2%が目安です。ただし、住宅用家屋の場合や、特定認定長期優良住宅、低炭素住宅などの場合は軽減措置が適用されます
司法書士報酬
登記の種類や依頼する司法書士によって異なります。
一般的に、所有権移転登記(売買)で2~8万円、所有権移転登記(相続)で3~10万円が目安です
その他
登記のために必要な書類の取得費用などがかかる場合もあります
費用の計算方法
登録免許税
土地の価格 × 税率 (1.5%)
建物の価格 × 税率 (2.0%)
※軽減措置が適用される場合は、軽減税率で計算します
司法書士報酬
登記の種類、依頼する司法書士によって異なります。
※複数の司法書士から見積もりを取るのがおすすめです
その他
登記に必要な書類の取得費用、郵送費用など
節約する方法をアドバイス
①自分で登記手続きを行う
司法書士への報酬を節約できますが、手続きには知識と時間がかかるため、慎重に検討する必要があります
②複数事務所から見積もりを取る
司法書士報酬は事務所によって異なるため、複数の事務所から見積もりを取り、比較検討することが重要です
③軽減税率の適用を知る
住宅用家屋の場合や、特定認定長期優良住宅、低炭素住宅などの場合は、軽減税率が適用される場合があります
④必要な書類を早めに準備する
書類を準備するのに時間がかかる場合は、早めに準備を始めましょう
注意点
※登記費用は、不動産の価格や登記の種類によって大きく異なります。事前に費用を把握しておくことが重要です
※司法書士に依頼する場合は、報酬額や手続き内容について、事前に確認しましょう
※軽減税率の適用条件を事前に確認し、適用できる場合は適用しましょう